管理者あいさつ
このたび、東総地区広域市町村圏事務組合の管理者に就任いたしました、旭市長の米本弥一郎です。その職務の重大さと責任の重さに、身の引き締まる思いであります。
さて、当組合を構成する東総3市は、人口減少に伴い税財源が減少する一方、社会保障費の増加に加え、老朽化した公共施設等の維持管理費が増大するなど、年々厳しい財政運営を強いられています。また、時代の変遷に伴い、生活様式や情報技術が進展し、住民の価値観や行政に求めるニーズも多様化しています。
単なる行政の効率化を目指すだけでなく、時代の進展を的確に捉え、広域行政のスケールメリットを最大限に生かした事業の展開、組織の運営に努めていく必要があります。
また、公共施設等の老朽化は、構成市と同様、当組合が抱える課題であります。とりわけ、築47年が経過し、経年劣化による老朽化が進んでいる東総振興センターにつきましては、限られた財源の中で、施設本来の機能が発揮できるよう十分に考慮しながら、事務所の移転などができないか考えております。
また、東総地域においては、銚子連絡道路をはじめとする道路網や広域ごみ処理施設の住環境整備など、まだまだ多くの課題はありますが構成市間との連携を図り、圏域住民の皆さまのお力添えを賜りながら、東総地域のさらなる発展に向けて行政サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
東総地区広域市町村圏事務組合管理者(旭市長) 米本 弥一郎
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