管理者あいさつ
東総地区広域市町村圏事務組合の管理者を務めております、旭市長の米本弥一郎です。
当組合は、銚子市・旭市・匝瑳市の3市で構成されている一部事務組合です。広域ごみ処理施設の管理運営や、構成市の職員の採用試験・職員研修などを合同で実施しています。
人口減少に伴う税財源の減少などにより、厳しい財政運営を強いられている中で、単なる行政の効率化を目指すだけでなく、時代の進展に伴う住民の価値観や、行政に求めるニーズの変化を的確に捉え、広域行政のスケールメリットを最大限に生かした事業の展開、組織の運営に努めていく必要があります。
広域ごみ処理事業では、令和3年4月の東総地区クリーンセンター稼働開始以来、順調に3市のごみ処理が行われています。一方、各市のステーション収集ごみは、東総地区クリーンセンターへ直接運搬・処理されていますが、運搬にかかる費用と時間が大きな課題となっていることから、旭市及び匝瑳市の既存ごみ処理施設を解体し、新たな中継施設の整備を進めております。今後も、ごみ処理費用の縮減、事業の効率化に取り組んでまいります。
また、東総地域における道路網の整備の一環として、銚子連絡道路の要望活動を推し進めており、令和6年3月には、二期区間の横芝光町~匝瑳市間が開通し、全線開通への機運も高まっています。銚子連絡道路の整備は、利便性が高まるだけでなく、産業振興や救急医療体制の強化にもつながるものです。引き続き、一日も早い全線開通を国・県に対し要望してまいります。
今後も構成市間の連携を図り、圏域住民の皆さまのお力添えを賜りながら、東総地域のさらなる発展に向けて行政サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
東総地区広域市町村圏事務組合管理者(旭市長) 米本 弥一郎
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